GPD

2019/09/17 最終更新

Google Patents Downloader (GPD)

1.特長

世界各国の特許公報番号(のリスト)を入力すると、Google PatentsからそのPDF公報を連続的に一括ダウンロードするというツールを、エクセルのマクロ(VBA)を使用して作成しました。

最近、特許庁の特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)がリニューアルされましたが、特許公報のPDF版のダウンロードの際には、いちいち「私はロボットではありません」にチェックが必要となり、さらに続けて多くのダウンロードをしようとすると、複数の写真が提示されて、質問に答えなくてはならないという面倒くささです。この状況は、ヨーロッパの Espacenet でも同様です。

そこで、何とか手間を掛けずに、複数の特許公報を連続してまとめてダウンロードする方法がないかと考えてみました。そう、こういうときには Google Patents が役に立ちます。ここは、今のところ、ダウンロードに際して特に認証を求めたりしませんから、多数の公報をまとめてノンストップで連続的にダウンロードできそうです。

幸い、PKMというツールを作成する際に、公報番号を入力すれば、Google Patentsにアクセスし、該当するテキスト公報をダウンロードするマクロは作っていたので、これを応用すれば、すぐにできそう、、、、というわけで、Google PatentsにPDF公報が収録されてさえいれば、どこの国の特許公報であっても、自動的に指定したフォルダにPDF公報を一括ダウンロードしてくれるツール、GPD(Google Patents Downloader)ができました。

Google Patentsに収録されている公報であれば、JPだけでなく、US, WO, EP, CNなど世界各国の公報を、連続的にまとめて全部ダウンロードしてくれますので、結構便利なのではないでしょうか。ちなみに、現時点で日本の特許公報については、公開特許公報は2004年以降、登録特許公報は特許第3539101号以降が収録されているようです。

現状、WO日本語公報にて、一部文字化けが確認されます。これは、Google Patents 側の問題ですので、こちらではちょっと対処のしようがありませんので、ご了承ください。

再公表特許公報については、日本特許庁が作成した再公表公報をダウンロード(Ver. 1.10以降)しますので、公報番号の欄に”再表”または”JPWO”で始まる公報番号を記入してください。

2.無料サンプル版のダウンロード

GPDは、Microsoft Excel®(エクセル)のマクロ(VBA)を使用して作成されたツールですので、使用するためには、エクセルがインストールされている必要があります。なお、古いバージョンのエクセルでは動かないかもしれません。

ここではGPDのサンプルとして、機能限定した無料お試し版のダウンロードが可能です。一度に入力できる公報の数を20公報に制限しています。

「GPD Ver 1.30 無料お試し版」のダウンロードはこちら

機能制限のない、フルバージョンをご希望の方は、メール等でご相談ください。

3.更新履歴

2019/06/10 Ver 1.00 初期版公開
2019/08/13 Ver 1.10 再公表特許は”JPWO”公報を取得
2019/08/20 Ver 1.20 収録されていない公報へのGoogle側の対応の変更に対処
2019/08/31 Ver 1.10 Google側の対応が戻ったので、元のバージョンに戻す
2019/09/17 Ver 1.30 処理アルゴリズムを変更し、スピードアップ

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