JPPL

2021/10/15 最終更新

J-PlatPat Linker (JPPL)

1.特長

独立行政法人 工業所有権情報・研修館が運営する特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)にて、複数の公報の固定URLを連続取得するツールです。

J-PlatPatでは、各公報にユニークなURL(固定URL)を割り当てているので、この固定URLがわかれば、後日その公報を見直すのが便利になったり、他者との情報の共有が容易になったりと、非常に便利なのですが、そのJ-PlatPatの固定URLは、意味不明な長い文字列を含むために推測が困難で、1件1件当該公報にアクセスして取得する必要がありました。本ツールJPPLは、エクセルのVBA(マクロ)機能を使用し、インターネットエクスプローラ(IE)によってJ-PlatPatにアクセスし、各公報の固定URLを取得するという動作を繰り返すことで、指定された一連の公報に対応する固定URLのリストを作成するものです。

このようなツールにどの程度のニーズがあるのかわかりませんが、某所では少し話題になったりしていたようなので、もしかしたら、誰かのお役に立てるのかもしれません。

現時点では、J-PlatPatの「特許・実用新案番号照会/OPD」のページでアクセス可能な文献の大半である、日本(公開、公表、再表、登録、公告、出願)、アメリカ(公開、登録)、EPO(公開、登録)、WIPO(国際公開)、中国(公開、登録)、韓国(公開、登録)などに対応しています。(これ以外の実用新案などについても、公報番号の指定形式が明確であれば対応可能です。)

2.使用方法

エクセルの「About」シートに使用方法を記載しています。基本的には、公報番号を入力して「スタートボタン」を押すだけです。エクセルの裏でIEが働いて、J-PlatPatから固定URLを取得してくれます。

一部のPC環境では、IEのセキュリティ設定において、「保護モードを有効」にしないとエラーが出ることがあるようですので、エラーが出る場合にはお試しください。

IEは既に過去の遺物となりつつあり、いずれ動かなくなると思われますが、本ツールのように、裏で動作させるような場合には、当面は何とか動いてくれるのはないかと思います。

※ちなみに、本ツールを作るにあたり、IEを使用せず、エクセルVBA付属のWebBrowserコントロールを使用して、同じ作業をやらせることで、将来IEが使えなくなった場合にも対応可能とできないかと考え、テストしてみたのですが、動作が非常に不安定で、いろいろと工夫してみたものの、うまく動く場合もあるものの、公報種別によっては取得できなかったり、何らかのエラーが出て止まったりという状態で、とても使える状況にはなりませんでした。

むしろ、IEを使用せずに、Seleniumbasicを使って、Micorsoft Edge または Google Chromeを制御する方が良さそうです。ただ、これを使用するためには、別途ドライバーのインストールが必要であると同時に、ブラウザのアップデートへの対応等が必要になるので、一長一短です。悩ましい。。

3.無料サンプル版のダウンロード

原理的には、一度に入力できる公報の数に制限はないのですが、多量のロボットアクセスなどは J-PlatPat側で禁じているようなので、一度にあまり多くの公報を入力し、まとめてダウンロードするのは好ましくないかもしれません。本ツールの場合、とりあえず一度に入力できる公報の数を100件に制限しました。ロボットアクセスと判断されないように、1つの公報にアクセスした後、次の公報にアクセスするまで少し時間を置くようにしています。

「JPPL Ver 1.00」のダウンロードはこちら

4.更新履歴

2021/10/14 Ver 1.00 初期版公開

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